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端午の節句と子どもの日について

2022/5/20未分類

こんにちは‼︎スタッフの橋本です。

雨や曇りが多くなり、身にまとう空気も湿気で重くなってきたように感じますね。梅雨に向かう折、体調にはお気を付けください。

さて、先日はゴールデンウィークでした。

今年は平日を挟みましたが、10連休のチャンスもあったようですね。

今日はそんなゴールデンウィークの中の5月5日の事をお話しします。

と、いうのも今年度わたしは娘の幼稚園の役員になり、こども達に教える機会がありまして、5月5日のこどもの日について調べてみたら 知らなかった事がたくさんあり、面白かったのでご紹介したいと思います。

 

【そもそもこどもの日とは?】

・「端午の節句」でもある、5月5日は「こどもの人格を重んじ、幸福をはかるとともに、お母さんに感謝する日」とされています。

この、「こどもの日」は世界中の国々にそれぞれの月日で行われているようです。

日本では第二次世界大戦を経て戦後、新しく祝日を制定する際に「日付を押し付けるのではなく国民の感情に深く繋がった文化的な日を祝日にすべき」と言う意見が出て、3月3日(桃の節句)、4月1日、5月5日、11月15日(七五三の日)などの色々な候補日の中で「5月5日」にきまったようです。

もともと「端午の節句」と「こどもの日」は別のものだったのですね。「端午の節句」は男の子のお祝いとされていましたが、「こどもの日」には男女区別はないようです。

今の日本では、鯉のぼりや兜を飾ったり、柏餅やちまきを食べたりしていますね。これについてなんとなくしか知らなかったのですが、今回役員がきっかけになり、意味や由来を知ったのでご紹介します。

 

【兜を飾る意味】

・もともとは武士の習慣から来ているのだそうです。旧暦5月は梅雨の目前なので武家では武具への風通しの意味で飾られていました。

そののちに 兜や鎧、弓などは「身を護る大事な装備」であることから端午の節句では 男の子が病気や事故などの災厄を逃れ、力強く成長してくれることを願い、兜や鎧は身を守ってくれるお守りとして 家に飾るようになったそうです。

金太郎人形が多く使われているのですが、それは、「金太郎のように、強く優しく心に育ってほしい」との願いが込められているからなのだそうです。

 

【柏餅を食べる】

・柏の木は春の新芽がでる時期まで葉を落とさないと言う特徴があり、後継ぎができるまで葉を落とさない事から『子孫繁栄』の縁起物として食べられる風習になったそうです。この風習は、武士が多く存在した関東を中心に東日本へと広がりました。

 

【ちまきを食べる】

・古代中国において忠誠心が高く、政治にも携わっていてら広く人民から支持された「屈原(くつげん)と言う男が、それを好ましく思わない者の陰謀によって国を追われて、川へ身投げしたと言う言い伝えがあります。嘆き悲しんだ多くの民は屈原が魚ぬ食べられないようにと、ちまきを川へ投げ入れたそうです。

この言い伝えから、「ちまきは忠誠心が高い象徴」として考えられるようになり、「忠誠心がある子に育ってほしい」と言う願いを込めて端午の節句に食べる風習になったそうです。

こちらは当時の都があった、関西や近畿を中心に広がりました。

 

私は関東地方在住です。

端午の節句に柏餅を食べることは知っていましたが、

関西では「ちまき」と初めて知りました。

 

 

【こいのぼりを飾る意味】

江戸時代中期の頃から、男の子が産まれた武家に、「のぼりをたてる」と言う風習が町人の間にもひろがるようになり、鮮やかな絵ののぼりを立てたりる武士や金太郎ののぼりぁ作られたりした中に鯉の絵ののぼりが立つようになったそうです。

「なぜ鯉なのか」と言うと、

古代中国の故事『登竜門』が由来となっているそうです。 大きく流れの速い『登竜』と言う滝を登り切ったら竜になると言う事でたくさんの魚が竜になるのを目指して登ったが、鯉だけが登り切って竜になれたという伝説から

「普通の魚だった鯉が皇帝の象徴とも考えられる竜になった」このお話は立身出世を想像させる事から「お家発展」や「出世」を願う縁起物となっていったんだそうです。

 

 

【菖蒲湯に入る】

・奈良時代には菖蒲をつるしてその香りで厄除けする事から【菖蒲の節句】とも言われていたそうです。由来はこちらも中国で菖蒲を吊るして厄除けしていた事と、蘭を浮かべた蘭湯に入り身を清める【浴蘭節】が行われていて、この二つの風習が日本に伝わってきたのですが、当時は日本には蘭がなく、菖蒲の仲間で代用したことから【菖蒲湯】が始まったそうです。

邪気を払い、無病息災の祈りの効能だけではなく、根の部分を乾燥ささることで、

中国では薬草として扱われているので

リラックス効果や、血行促進、肩こりや腰痛予防、冷え性、筋肉痛、リウマチ などに効果をはっきする生薬「菖蒲根」となるそうです。

 

我が家は娘が2人のみなので

端午の節句を意識したことはなかったのですが、

色々知ることができて

幼稚園の役員も面白いと感じるようになりました。

来年は菖蒲湯に浸かってみたいと思います。

 

 

*こんなに調べましたが、園児たちには2〜3行で分かりやすく単結にお話して、兜作りをして過ごしました⭐︎


 

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