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美波町#6 花火大会

2021/8/14その他

こんにちは
徳島県美波町在住スタッフのマサキです。

横浜から美波町に移住して17年、田舎町での生活で「都会と違って良いところ」は
数えきれないほどたくさんありますが、その中で特に感じたことのひとつが花火大会です。

美波町では毎年7月に「うみがめまつり」という夏祭りがあり、最後は打ち上げ花火で
締めくくられます。
過疎の田舎町の花火大会ですが、約1500発の花火が打ち上げられ、
最近では音楽と合わせた演出や、赤松地区の吹き筒花火とのコラボレーションなど
様々な趣向が凝らされていて、とても見応えのある花火大会です。

町外からのお客さんも多いのですが、それでも「そろそろ花火の時間だ!」という頃に、
打ち上げ場所の日和佐川の堤防に移動しても、良い場所から観ることができます。

私は横浜に住んでいる頃から花火が好きで、横浜港、江の島、鎌倉、熱海の花火大会は
毎年観に行っていました。

どこの会場でも人混みは必須、前の人のせいでほとんど観れなかったり、観ている最中に
人の波で「おしくらまんじゅう」状態になり、危険を感じて途中で帰ったこともあります。

最後まで観たいけれど、観ていると帰りの電車が混んでしまい、何本も見逃さないと
乗れないほどになってしまうので、いつも途中で退席し、打ち上げの音を聴きながら
駅に向かうのでした。

そんな花火大会が私の中では常識だったので、初めて美波町の花火大会を観た時には
本当に驚きました。
「始まる直前に行ってもベストポジションで観られる」「帰りの心配など何も要らない」
なんて贅沢な花火大会!!

毎年、夏祭りと秋祭りの花火大会は欠かさず観に行き、楽しませてもらっています。

そしてもうひとつ、驚いたこと。
最後、スターマインなどの連発で派手にフィナーレを飾った後、「オワリ」という
文字の花火が、地味に静かに灯るのです。初めて観た時は、面白く驚きました。
町民の皆さんは、それを見て当たり前に帰っていきます。

いま中学生の娘は、美波町で生まれ育っています。
なので花火大会と言えば、この美波町の花火が彼女の中での基本。

日本中どこの花火大会でも、最後には「オワリ」の文字が出てお知らせしてくれるのが
当たり前だと思い込んでいることを最近知り、大笑いしました。

コロナが終息して、盛大な花火大会が再開される日が待ち遠しいです。

 

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